伝統構法
-伝統構法の建築基準法(以下基準法または法と呼びます)における位置付けについて- 足元を固定せず仕口に金物を使用しない木組みを基本とする伝統構法は基準法上一般的な2階建てまでの木造住宅(4号建物と呼びます)とは扱いが異なります。基準法に書い…
引き続きもう少し古い建物です。 2)旧鈴木家 :19世紀初頭 築約200年 (民家園ホームページより転載 ) 川崎市教育委員会の文化財紹介によると 「鈴木家は屋号を「赤浦屋」といい、奥州街道に面する宿場町・八丁目宿本町(福島県松川町)の馬宿であった。当…
今年の夏は猛暑でしたよね・・・エアコンの無い我が家はさすがに参りました。 7月18日、良く晴れた暑い暑い暑い1日でした ・・・・川崎民家園に石場建の足元調査に行ってきました。シロアリや腐朽菌による被害についていろいろと文献を中心に調べてきた…
伝統構法の構造計算の法改正・・・2022建築基準法の一部改正が行われます!! 石場建の伝統構法の構造計算の申請が大きく緩和されます。手続きの問題ではありますが、申請にかかる時間や費用が圧縮できるのは朗報だと思います。が、一方で計算自体がいま…
(黒い色がカワラタケ)・・・シロアリの続きは後ほどで・・・・ 木材の腐朽について はじめに、木造建築の耐久性についての概観・・・・・・ 日本の木造建築の歴史は古く、維持のために補修をくり返した結果、法隆寺などは千年以上の時間を経てもなお現存し…
シロアリの被害について 伝統構法特に石場建の場合は足元などシロアリの被害が気になります。 まずはそのためにシロアリの生態と被害を受ける木材知る必要があります。 ネットで検索しても色々と出てくると思いますが、私は日本しろあり対策協会の「シロアリ…
柱の底の部分に吸水を抑えるため塗料を塗っています。 構造を支える柱の上に「ひさし」を設置し、雨でぬれて木材が腐敗することを予防しています。 最悪、足元が腐ったり、シロアリに食べられたとしても、朽ちた部分を切り取って、別の木を噛ませことで簡単…
現代に建てられた伝統構法の住宅 石場建の足元 湿度調整の土壁 頑丈な木組み設計 現代に建てられた伝統構法の住宅 こんにちは。E-TECH一級建築士事務所の中野剛です。2021年に伝統構法で新築住宅を建てました。一級建築士が建てた現代の伝統構法住宅をシリー…
伝統構法とは何か?分かりやすく説明。
丈夫な「伝統構法」は、なぜ丈夫なのか?伝統構法の特徴「石場建て」「木組み」「土壁」を動画で紹介。
伝統構法のデメリットを現場の一級建築士が率直に説明。
伝統工法の基礎(石場建て)と在来工法の基礎の違いを写真で詳しく説明。
伝統構法とは何か?分かりやすく説明。
束石と礎石はどう違うのか?詳しく解説
継手(つぎて)と仕口(しくち)の違い 継手(つぎて) 四枚鎌継ぎ 竿車知継ぎ 半いすか竿車知継ぎ 小ひび天秤組み継ぎ 仕口(しくち) 通し違い枘差し枘鼻栓仕口 渡り顎二重枘仕口 伝統構法の柱や梁は、以下のように複雑な形に彫った木を組み合わせて、金具…
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