長期優良住宅(木造)
伝統構法住宅(木造)
伝統構法住宅の耐震分析
「伝統工法」の耐震・免震に影響する構造上の大きな特徴は、
- 「仕口」「継ぎ手」といった技法を使い、接合部分に金物を使わず固定している
- 「石場建て」という技法で柱を地面に固定せず、土台となる石の上に乗せているだけ
の二つがあげられます。
直線的に切った材木を金具でつなぐだけの「在来工法」は地震の際金具が外れてしまったり、金具が破損してしまったりすると、危険な場合もあります。ですが、複雑に切り込んだ材木どうしを穴に通したり、パズルのように組み合わせたりする「伝統工法」は、材木を複雑に「組んで」あるので、地震の際も非常にしなやかに揺れ、倒壊することがありません。
1300年以上も創建時の姿を現在に留めている法隆寺の五重塔は、強度の高い「伝統構法」によって建てられているからこそ1300年の歴史を刻んだわけです。
私たちは、こういった建築の知恵や体験の蓄積である「伝統構法」を後世に残す活動をしています。
◆現在「母と暮らす家」の見学会を行っております。
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