
【共に生きる生き物たちからの贈り物1】
「慈しみの世界」を実現するために我が家は敷地の半分を大地として残しました。
約30坪の敷地なので15坪が大地になります。空間を最大限活用するため、立体的な生き物との生活の場を創ることに努めました。

〈我が家の大地にともに暮らす生き物たち〉
目に見えない微生物たち、蟻、クモ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ミミズ、ナメクジ、ハサミムシ、カナブン、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、タテハチョウやシジミチョウの仲間、シオカラトンボ、ギンヤンマ、赤とんぼ、カマキリ、テントウムシの仲間、アブラムシ、カメムシ、ハチたち、蛾の仲間たち、蚊もいた、ハエもいる、トカゲ、カナヘビ、ヤモリ、鳥たち。
ウナギもいる、睡蓮鉢の中には、睡蓮やコウホネ、金魚とメダカ
植物は、食用として木苺、山椒、ヤブキタなどのお茶、桃、巨峰、蜜柑の仲間、柚子、檸檬、桑、無花果。生垣は常盤万作、東の壁を朝日から守る藤、紫陽花、百合、紫蘇、竜の髭、季節の野菜たち、グランドカバーのクラピアや雑草?いえいえちゃんと名前もあるし食べることもできる,薬になるものもある・・・ハコベ、カラスノエンドウ、ハルジオン、タンポポ、ナズナ、ヒルガオ、オオバコ、ツユクサ、ドクダミや幾種類かの苔などなど、紅葉や真柏、長寿梅の盆栽たち。・・・・猫と家族もいました。
こんな小さな場所でも、ここにあげただけでも70種類近い生き物たちと共存しています。
そして、僕たちは有形無形に様々なものを受け取っているのです。
〈緑からの贈り物〉
・生きる糧
この庭の樹木の1年分の収量は、木苺100粒、山椒30粒、ヤブキタなどのお茶今年は10杯分目標1年分!、桃は今年は2個目標10個、巨峰30房、蜜柑の仲間今年は1個か?目標50個、柚子今年は0個目標10個、檸檬今年は1個目標20個、桑はそこそこに、無花果30個になります。
我が家の約3㎡の畑の1年分の収穫は、ジャガイモ100個で約15キロ8000キロカロリー大人の必要カロリーのたった4日分ですが…、プチトマト100個、ナス20個、ピーマン20個、エンドウ豆100個、ブロッコリー、ネギ少々、紫蘇たくさん、バジルやローズマリー、ニラ少々・・・・・です。
カロリーべースで考えるとわずかですが、必要な果物やそこそこの野菜は確保できています。一番の課題はカロリーの高いイモ類などの収穫量のアップ。その他としては、果物の端境期を短くすること、具体的には蜜柑の仲間を接ぎ木して増やすこと、蜜柑は種類によって取れる時期が月単位でずれるんです。もう一つは冬の野菜確保ですね。


・気温の緩和
気温32度のある夏の日、日の当たっている道路のアスファルト表面温度61度、同じく透水性のある砂利敷面は59度、土の温度日向45度日陰32度、一方で日の当たる葉の温度38度、土深くから水を吸い上げて、蒸散作用による気化熱で20度近く表面温度を下げています。
緑に包まれた大地や建物は、この猛暑から僕たちを守ってくれます。
冬は乾燥防止にも役立っています。
・酸素の供給
AIやネットで調べてみると・・・
成熟した葉の茂った木は約118kg約2人分の酸素を生産しています。
また、植物の酸素消費量は生成量の1/10~1/20でかなり少ない。
葉1枚で作れる酸素量は葉の面積や植物種、光条件に大きく依存しますが、以下は参考例です。
- トウモロコシの葉面積10 cm²の葉1枚では、強光・十分なCO₂下で 1時間あたり約40 – 45 mgの酸素を生成します。 → 1分約7 mg、1秒約0.01 mgに相当します。
- 極限的な光合成速度を示すトマトやトウモロコシの葉では、 葉面積1 m²あたり1秒間に約150 μmolのCO₂同化(=150 μmol O₂放出) が観測されます。 → 150 μmol/s ≒ 4.8 mg O₂/s → 1時間換算で約3 g O₂(葉面積10 cm²だと179㎎に相当)
人に必要な酸素量
人体が取り込む酸素量はその人の体重や活動レベルによって大きく変わりますが、以下のような目安があります。
- 安静時(基礎代謝時)
- 酸素摂取量の指標「1MET」は、体重1kgあたり3.5 mL/分。
- 体重60kgの成人なら…
- 1分間あたり 3.5 mL × 60 kg = 210 mL
- 1日(1,440分)あたり 210 mL × 1,440 分 ≈ 302,400 mL = 約302 L
- 重さに換算すると 302 L × 1.429 g/L ≈ 430 g(約0.43 kg)
- 日常生活~軽い活動
- 家事やオフィスワークなどで1METの2~4倍程度(2–4MET)必要。
- 体重60kgなら:
- 1分間あたり 420 mL~840 mL
- 1日あたり 約600 L~1,200 L(約0.9~1.7 kg)
- 運動時・スポーツ
- 軽いジョギングで約6–8MET、激しいスポーツでは10–20METに到達。
- 体重60kgの人が10METの運動をすると…
- 1分間あたり 3.5 mL × 60 kg × 10 = 2,100 mL
- 運動30分なら 約63 L(約90 g)を追加で消費
4.ポイント
- 安静時の酸素消費は1日約300 L(約0.4 kg)。
- 普段の生活ではこれの2~4倍、運動時にはさらに10倍前後に増える。
・庭の酸素供給量は大人一人分になる
トウモロコシの酸素発生量からの庭の酸素供給量を推定してみます。庭の葉の面積は、生垣60㎡、葡萄10㎡、藤15㎡、その他15㎡ 合計100㎡程度になります。(冬は7割程度)「トウモロコシの葉面積10 cm²の葉1枚では、強光・十分なCO₂下で 1時間あたり約40 – 45 mgの酸素を生成」から算定すると1時間当たりの酸素生成量は400gとなります。日当たりや光合成能力を考慮し半分くらいの能力と仮定すると日中8時間想定で1.6㎏の生成量となります。
これは、日常生活の一人の酸素使用量に相当します。
・空気の浄化
植物は葉や根を介してホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレンなどの揮発性有機化合物(VOC)を吸着・分解してくれます。
1980年代、NASAの実験で特定の観葉植物が24時間以内に有害物質を最大87%除去できることが明らかになりました。この研究で50種の「エコ・プラント」がリストアップされ、特に空気浄化能力が高い植物が注目されました。
以上が「緑からの贈り物」です。次回は緑以外の贈り物について話したいと思います。
